実は「情報は1冊のノートにまとめなさい」をいまだ実践中

2008年の5月頃にこの本を読みました。

当時結構話題になっていました。今は中古で1円ですか・・・。

「なるほど〜」と思って、2008.6.2から実践しています。もう2年と3ヶ月になりますね。

はじめの頃は・・

はじめの頃はだいたいこの本に書いてあるとおりにしていました。

  • 本と違うのは、「ノートはA5を使う」ということ

著者はえらい小さなノートを進めていました。しかし私は主にデスクワークですので、多少大きくても苦になりません。もともとA5サイズのロディアカバーを持っていたので、今でもこのカバーにノートを入れています。色は茶色で名前入り。今でもお気に入りで、twitterのアイコンにもしています。ペンホルダーがちょっとやわらかすぎるかなぁとは思います。

  • 今と違うのは「資料は折りたたんで、ノートに糊付け」していたこと

一つのノートに、メモとその時の資料の両方があるというのは便利なものです。探す必要がありません。でも・・

    • ノートが、すっごいブタになります。
    • 古いノートを「パラパラッ」と見返し難くなります。資料が折りたたまれてますからね。
    • 今後溜まっていったノートはどうしよう?スキャンするにしてもタイヘンだ〜、と不安になります。資料が折りたたまれてますからね。
    • メモだけのページもあれば、資料を貼りつけただけのページもあります。ノートの消費速度が早いです。2週で1冊程度でした。この本の著者はもっと早いみたいですけど。

そして今は・・

その後、ちまたにはEvernoteというサービスが登場しました。
今、資料はノートに糊付けではなく、右上に日付を手書きして、Evernoteにいれています。方法はスキャナであったり、iPhoneアプリのDocscannerであったりいろいろです。日付をキーにして、ノートから資料を辿れます。
するとノートは・・

    • 使いきってもスリムなままです。
    • パラパラと見返せます。
    • まだ何もしてませんが、スキャンすることになっても、裁断すれば簡単にスキャンできます。
    • メモだけなので1冊のノートが1〜2ヶ月使えます。(最近メモが減っているので、改心します・・)

ちなみに今使っているノートは、通算25冊目です。

  • 更に・・

ノートの内容を検索するために、テキスト化しています。
エクセルなども考えましたが、綺麗にする必要はなく、検索第一だからテキストです。
行の最初に日付を8桁の数字(例えば20100909)を入れて、あとはノートに書いてあるキーワードや文章、書いてないけど思いついたキーワードなどをスペース区切りでどんどん書いていきます。日付を変えるときだけ改行です。
Google Documentにアップロードするなら、エンコードutf-8にしておきましょう。文字化けしちゃいますよ。

これを秀丸マクロで、日付ごとにファイル分割(ファイル名が日付の1行しかないテキストファイルに)します。
マクロは「DivideFile.mac」というのを少し修正しています。

  • 元のマクロはこちら

http://hide.maruo.co.jp/lib/macro/dividefile.html
93行目以降を

//追加
gofiletop; // 行の先頭に移動
//right 5; // index 位置に移動
copyword;
beginclipboardread; // クリップボードの選択を開始
$filename = getclipboard; // ファイル名をクリップボードから取得
//message $filename;
//ここまで
//if( !#none ) saveas $base + "_" + str( #i ) + $ext;
if( !#none ) saveas $filename + $ext;
if( #c == 3 && #nextline == 0 ) gofiletop;
setactivehidemaru #handle;
return;

と修正しました。マクロを実行し、

「行頭の特定文字・記号を指標にする」を選んで、『[0-9]*』で検索

で、動くはずです。

そしてこれをGoogleドキュメントにアップロードしています。
Googleドキュメントで適当な言葉で検索すると、該当する日付がわかり、ファイルを開くと大まかな内容がわかり、それでもわからない場合は該当するノートを見る、ということをしています。