今週のお題「子供のころの夢」

小学校の卒業文集で、「コンピュータ技術者になりたい」と書きました。コンピュータなんて、アニメや映画でしか見たことがなかったんですけどね。

当時私がイメージしていたコンピュータは、今どこかしこにでもあるようなパソコンのことではありません。なんせ、30年も前の話ですから。

私が考えていたのは、オープンリールがくるくる回って結果は紙テープに穴を開けてでてくる、バビル二世にでてきていた様な大型コンピュータ。そして解決すべき問題は国家規模または地球規模。例えば地球征服とか防衛とか。

その大型コンピュータを相手に、真空管の配線を変えたりスイッチを切り替えることで操作し、コンピュータの出力である穴の空いた紙テープを読む、それが私の持っていたコンピュータ技術者のイメージでした。

そして「コンピュータ技術者」になったのか?というと、情報処理技術者の資格はとりましたが、プログラマーにもSEにもなりませんでした。
そもそも「コンピュータ技術者」なんて職業はあるのでしょうか?

当時、家庭にコンピュータがある時代なんて想像もできませんでした。
ましてや、バビル二世の敵キャラ「ヨミ」が使っていた大型コンピュータよりもはるかに高性能なiPhoneがポケットに入っているなんて!