今週のお題趣味その1 エレキギター

高校時代に始めたエレキギター。友人にバンドをやろうと言われたのがキッカケです。
80年代後半のことです。

今はアコースティックギターも流行ってますから、これと区別するために「エレキギター」と言うことにあまり抵抗はありません。
でも当時は「フォーク」や「グループサウンズ」を、古くて格好悪い音楽だと思っていて、「エレキギター」という言葉はグループサウンズをイメージさせる呼び方だったんです。だから、ハードロッカーだった私達は、「エレキギター」のことを単に「ギター」と言い、「ギター」と言えばすなわち「エレキギター」のことでした。

その友人はすでに何年もギターをやっていて、当時の私からするとすでにかなりのレベル。一方私は初めてエレキギターを見た、というレベル。ギターの持ち方から、ピックの持ち方、コードなど全部を教えてもらいました。
初めて買ったギターは赤いストラトタイプ。Fresherというメーカーで、3万円ぐらいだったと思います。
FenderとかGibsonとかのメーカーとの違いもわからないまま決めました。仮に違いがわかっていたとしても、Fenderとかは買えませんでしたけど。当時のFenderとかは今よりもかなり高かったような気がします。Fender Japanもなかったし。
その後、FERNANDESのフライングVを買いました。44マグナムのジミーと同じものでした。色はまたもや赤。

ナイト・レンジャー、ラウドネス、アルカトラスを練習しまくりました。なんとか人前で演奏できるレベルになったのはナイト・レンジャーだけでした。今から考えると、よく人前で演奏できたなぁ、というレベルでしたが。

Fresherのストラトは、数年後には改造しまくることになったのですが、赤い塗装を剥がしてビックリしました。とにかく木がひどい。見るからに安っぽい木を沢山張り合わせていました。ボディーが悪けりゃどんな改造してもよくなるわけはないなぁ、とその時悟りました。
このギターは今も実家にあるはずです。購入時と変わらないのは、ボディーとフロントとミドルのピックアップだけです。ネックはFERNANDESのブラッド・ギルスモデルと交換し、ブリッジもブラッド・ギルスモデルに付いていたFRT-3にしました。
ボリュームもトーンも外し、ピックアップ直結にしました。リアピックアップはビル・ローレンスのL500です。
色もメタリックブルーに塗りなおし、ジョイントプレートを三角に切断してハイフレットを弾きやすくしました。

その後、いくつかのギターを手にしました。
Fenderのクリーム色のストラト、同じくFenderテレキャス、Grecoの3ハムバッカーのレス・ポールタイプ、メーカー不明のストラトモドキ(ボディーの形がストラトのピックガードの形)、Ibanezの540P、同じくIbanezのJEM555。

ギターを初めてもう20年余り。私にとって、ギターは一生の趣味になっています。
いまだにハードロック・ヘビメタ大好きです。