シルエットカメオのカッティング用台紙の復活と自作

復活と自作に必要なもの

  • スプレーのり(はがせるタイプ)

私はこれをつかっています。これ1本で台紙を数十回以上は復活・自作できるのでは?

  • マスキングテープ

どんなのでもいいです。ダイソーなんかでも売ってます。

  • 定規(30cm以上)

カッターを使うので、金属製のほうがいいとおもいます。金属製でもダイソーで買えます。

  • カッター

切れればなんでもOKです。

カッティング用台紙のサイズ

これは12×12インチの台紙です。12インチとは、粘着部分のサイズで、30.48cmです。

復活方法その1

「台紙の粘着が弱くなりすぎて使いにくいなぁ」という場合の復活方法です。
これは簡単。台紙まわりの粘着ではない部分をマスキングテープで保護し、スプレーのりを吹き付けます。
スプレーのりの吹き過ぎに注意しましょう。
弱粘着とはいえ、吹きすぎると、粘着が強くなり過ぎます。画用紙なんかだと、剥がせずビリビリになります。
ごく軽く吹いて、少なすぎたらもう一度スプレーするつもりで。

復活方法その2

「粘着部分が細かな紙片や小傷で凸凹になってきた」という場合の復活方法です。
まず、粘着を綺麗に落とします。
粘着は水性のようですので、水で流し落とします。
が、そう簡単には落ちません。カッティングで、プラスチックとのりが噛み合っているのではないかとおもいます。
私は風呂の残り湯に一晩つけておきました。
翌日、ゴシゴシと粘着をこすり落としました。それでもとれない部分は消しゴムでこすったり・・
結構大変です。
綺麗に取れたら、その1と同様にマスキングテープを貼って、スプレーのりです。
この方法はけっこう大変なので、自作したほうがいいです。自作のほうが遥かに楽です。

自作方法その1

工作用紙を使います。

アマゾンでも買えますし、ダイソーにも売っています。
私がダイソーで買ったのは320×450mmが5枚入ったもの。A3より一回り大きいサイズです。
この工作用紙、短辺がカッティング用台紙とほとんど同じ(6mm短い)なんです。
なので、両側7mm、上辺20mmにマスキングテープを貼ってスプレーのり・・で出来上がりです。12×24インチ台紙よりは小さいですが、A3サイズには使えます。

問題点:
紙なので割と早く痛みます。細かい紙片が発生するようになったら廃棄しましょう。

自作方法その2

塩ビ板を使います。

私が買ったのは、360×670mmで厚さ0.3mmの透明のものです。
ちょっと大きなホームセンターなら売っているのではないでしょうか。
私は210円で買いました。12×12インチ台紙なら2枚作れます。

これをカッターでカットします。
12×12インチ台紙の場合は、326×326mmの大きさです。
12×24インチ台紙の場合は、326×612mmの大きさですが、24インチなんて長さは使わないとおもいますので、A3の縦よりながければいいんじゃないでしょうか。

カットした塩ビ板の上から20mm、両側から11mmの位置までマスキングテープを貼って、スプレーのりをしましょう。
マス目や「Silhouette」という印刷文字がないだけで、ほぼ同じものが出来上がります。
台紙に紙を貼るときのためにマス目は細いマジックで書いておくとよりいいですね。私は書いてませんけど。

これがさんざん使い倒した自作台紙です。
オリジナルの台紙とまったく同じ使い勝手です。
粘着具合を調整できるので、オリジナルを購入するよりよほどいいと思っています。

台紙を長持ちさせるために

粘着については再生などができるのですが、台紙の両サイド、シルエット本体が台紙を挟む部分がだんだん弱っていきます。私はあらかじめ台紙両サイドの部分にマスキングテープを貼りっぱなしでカメオを使用しています。
台紙の厚みが変わっても、カメオは平気な顔でカットしてくれています。